新暦、あけましておめでとうございます。
改めまして、2022年も庄内風土農園をどうぞよろしくお願い申し上げます。
みなさまはどんな年末年始を過ごされましたでしょうか。わたしはいつもの年末年始と変わらず、大豆の選別など乾燥調整をして過ごしました。
好きなことを続けられるというのは、すごく幸せなことなんだなぁとしみじみ感じているところです😊
さて、現在販売している大豆は秘伝大豆(自然栽培1年目)のみとなっております。
お買い求めの際には、BASEオンラインショップをご利用もしくはHP内のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
それでは今年も1年、楽しく幸せな毎日を過ごしましょう(*^◯^*)
近々ホームページをリニューアルする予定ですので、そちらもどうぞ楽しみにおまちくださいませ!
今日は風が冷たい1日でしたが、清々しいお天気でした。
今年は春先の気温が高く、良いお天気の日が多いので田畑がよく乾きます。
美しい山々に囲まれ、自然界の偉大さを肌で感じられるって本当に幸せだなぁと思います。
そんな中、今日はクロつけ(田の畦塗り)をしました。
途中、トラブルもありましたがkubotaの方に来ていただき解決しました!
迅速なご対応にいつも感謝です。
田んぼでの作業は、畦塗りが終わったら耕起→代掻き→田植えと続きます。
ご無沙汰しております。
今年もまた春作業が始まり、今月下旬に稲の種まきを控えています。
さて、この度当農園のロゴマークが完成したので紹介させてください!
同県新庄市にあるglassy designさまよりデザインいただきました。
当農園のテーマ、想いを汲み取っていただき、また自身の要望もデザインに快く取り入れてくださいました。
火、水、土、風から成る自然界。
気候風土に人間が少しお手伝いすることによって、わたしたちは自然界のいのちをいただくことができています。
同時に商品ラベルも新しくなりましたので、今後の販売を楽しみにお待ちください。
引き続き、庄内風土農園をよろしくお願いいたします。
園主 阿部
この度、ようやく(笑)オンラインショップを開設いたしました。
販売商品については、今後さらに増やしていく予定です。
*夏以降の販売になるため、現時点ではご予約の注文となります*
●茶豆えだまめ〜山形県鶴岡産〜●
●じゃがいも<男しゃく・きたあかり>●
ご自宅用にはもちろん、離れて暮らすご家族やご友人への発送も承ります。
ぜひご利用くださいませ。
お問い合わせはHPまたはFacebookページのメッセージよりお願いいたします。
気づけばあっという間に1年が過ぎ、前回の更新から1年半が経っていました。笑
昨年もまた多くの方に助けられ、買い支えていただき、とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。
改めて、いつもありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて。昨年の夏は干ばつや豪雨といった極端な天候で、作物にとって良くない影響がありました。
枝豆・大豆が花を咲かせる時期、里芋が大きくなるため水を欲する時期、そして人参の種まき適期に雨の降らない日が3週間ほど続きました。
特に雨が欲しい時期に3週間も降らないというこの不安感・・その後やっと降り始めたと思いきや、豪雨でした。笑
できれば水やりは控えたかったのですが、枯れかかった里芋の葉っぱを見たら水をやらないわけにはいかず・・
一度水やりをしたところ、生き返ってくれました^^
今年は干ばつがあったため、水が好きな里芋の収量が極端に減ることを覚悟していましたが、過去最高の収量だったのでとてもビックリしました。
が、枝豆・大豆は品種によっては状態が良くありませんでした。
立ち姿はとても美しいのですが、さやの付きが悪く、収量は例年の1/3ほどでした。
しかも虫喰いが非常に多かったです。涙
冬仕事は大豆とタネの選別がメインになります。
農家はもちろん、農家じゃなくても自家採種をすることが当たり前になったらいいなぁ。
「タネは買うものではなく、繋いでいくもの」
引き続き、タネを採ることのたいせつさを伝えていきたいとおもいます。
今年もいよいよお米の栽培がスタートしました。
ササニシキの無肥料栽培は今年で3年目になります。
今年もイネを大きく育てることができず、小さいままでの田植えとなってしまいました。
去年と同様に、イネが大きくなるまではチェーン除草を数回繰り返す計画です。
畑では現在、じゃがいも、小松菜、春菊、落花生、里芋、枝豆、人参、にんにく、大根、ごぼう、そら豆、きゅうり、オクラを栽培しています。
今年は6月に入ったというのに寒い日が続き、雨の日も多いです。
作物の生長がちょっと遅いような感じもしますが、例年どおりそれぞれ元気に育ってくれると信じてます!
前回の田植え後の更新から4ヶ月。
あっという間に収穫時期となりました。笑
今年はなかなか天候が安定せず、コンバインが不調だったことも重なり、稲刈りがなかなか進みませんでした。
直接的な台風被害はありませんでしたが、雨風で倒れ掛かった稲株が去年より多く見受けられました。
田植え後1週間後くらいから、土の撹拌・除草対策として、今年はチェーン除草を止めて、機械除草を5回実施しました。
その後は手取り除草で3日間、畦際のみ実施。
これからお米の乾燥調製に入るので、販売は今月中旬〜下旬頃になりそうです。
11月中旬以降、オンラインショップでの販売も検討中です。
5月下旬に田植えを終えてから、2週間ほど経ちました。
昨年よりは生長した苗を植えることができたのですが、それでもまだまだ小さい方です。
緑が薄くて周りの草と同色。
見ると安心できる、とても好きな色です。
田植え後4〜5日程度で、苗が小さいにも関わらずカルチと呼ばれる除草機(写真左)を入れたので、わたしが機械をうまく使えないこともあって、今年も既に多くの苗を潰してしまいました。
写真左が田植え直後、右は今日撮ったイネのようすです。
徐々にではありますが、背丈が伸びて葉色も濃くなってきました。
今年も収穫までササニシキと共に頑張ります。
八十八夜も過ぎ、庄内地方も暖かくなってきました。
気温が高く晴れた日が続いた去年とは違い、今年は晴れたり雨が降ったり、そして気温がぐんと上がったり下がったりというような天気が続いております。
今年はだだちゃ豆と呼ばれる品種(甘露や白山など)の枝豆を作付けし、今後自家採種を繰り返していく予定です。
イネの種まきを先月の下旬に終え、現在はハウスの中で育苗中です。
今年2年目のササニシキは今のところ順調ですが、去年田植え前に枯れさせてしまったので油断できません。
野菜は現在二十日大根を収穫中で、産直店で販売を再開しました。
まだ苗の状態だったり種まきしていないものもありますが、夏以降はじゃがいもや枝豆、オクラ、きゅうり、かぼちゃなどを収穫予定です。
まだまだ生産者とは言えないようなレベルですが、地道に自分のペースでやっていこうと思います。
3月初めの話になりますが、山形市内で開催された「杜の園芸」矢野 智徳さんが講師を務める大地の再生講座に参加してきました。
『自然に沿った空気の流れ、自然地形に習った形を目指すことが大地の再生へと繋がる』
人為的に造られた農地はもちろん、現代の建物と土壌、緑の関係をよく見てみると、大地の呼吸を妨げている要因があることに気付きます。
自然を観察するということ、それは決して容易いことではないけれど、自分がこれからやるべきこと、やらなければならないことに繋がる貴重なヒントをいただきました。
先月の話になりますが、新潟市で開催された木村秋則氏の自然栽培講座に参加して参りました。
木村さんの話を直接お聞きするのは今回が2度目です。
日本でもやっと注目されつつある硝酸態窒素の危険性や、除草剤・農薬・肥料による環境汚染、歯止めがきかない異常気象など、ご自身の体験や知識を多くの参加者に提供してくださいました。
とても優しい笑顔が印象的な木村さん。その笑顔には偽りがなく、その場を一気に温かい雰囲気にしてくださる方です。
↗︎画像右下はお昼にいただいたお弁当です。
内容がとにかくスバラシイ!
◎DELI&RESTAURANT piatto giorni(ピアットジョルニ)さん
◎ヒナタノ食堂さん
◎むすびや百(もも)さん
身体に違和感なく浸透していくような食味と食感。まさに本物の食べ物でした。
栽培農家や飲食店、マルシェなどで多くの方が協力しての取り組み。新潟県民の優しさや温かさを感じますね。
人間の中に自然があるのではなく、人間が自然に生かされていることを消費者も生産者も意識することで、世の中は大きく変わるのではないでしょうか。
綺麗ごとって言われるかもしれないし、夢のような話かもわかりませんが、実践してみないことには何も始まらないと思っています。
新潟自然栽培研究会の皆さんの考えや取り組みもお聞きすることができ、とても心地良い刺激をいただきました!
年が明けてから既に2週間以上も経ってしまいましたが、遅ればせながら本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年度販売できるお米・野菜は、収量が少なかったこともあり、有り難いことに予約分をのぞいて全て終了いたしました。
今年の作付け計画を立てつつ、現在は確定申告の準備や学びの場に参加したりと、冬の時間を活用しております。
さて、去年の12月の話になりますが、黒田五寸人参の母本選抜をし、植え替えをしました。
根が地上に出ないよう土を踏み固めて、排水をよくするため周りに溝をつくりました。
亀戸大根も根が地上に出ないよう、再度土寄せしてあげました。
それぞれが冬を越せるようにするための準備です。
現在の庄内は雪が積もり、今年に入ってやっと冬らしい景色になりました。
積雪が少なくて嬉しいこともありますが、やはり東北の冬は雪がそれなりにあって、寒く厳しい方が自然で心地よく感じますね。
受賞品種は圧倒的にコシヒカリが多く全体的にもち米系の人気が目立ちましたが、だからこそ私はササニシキを作り続けたいと改めて強く思いました。
自分のモチベーションを高める意味でも、今回はとてもいい経験をさせていただいたと思っております。
来年もイネと仲良くなろうっと。笑
このところ雨が続いていて、めっきりと寒くなりました。
今年は梅雨から夏にかけて雨が降らない日が続いたと思ったら、稲刈りの時期に雨が続き、農家の願いとは裏腹な天候が続く年のようです。
さて、1ヶ月も前の話になりますが、秘伝枝豆を収穫しました。
去年自家採種した大豆ということもあり、今年の生長はすこぶる良かったです。
食味もバッチリでした!
生長はゆっくりではありますが、他にも大根や人参、かぼちゃの収穫もできました。
農薬や肥料を与えなくてもこんなに立派に育つ作物たちを見て、生命力の凄さを感じる日々です。
田畑に立つようになってから、わたしたちは大自然に生かされているんだと改めて感じます。
本当に、有り難いですね。
現代では異常気象に耐えるべく、農産物の種の改良が進んでいるようですが、何か違うのではないかと思うのは私だけでしょうか。
対処法だけでなく、まずは原因を追求し、そこを改善しようとするのが先だと思うのですが・・
土の上に立つと、思うことや感じることがたくさんあります。
特に作業量が多かった訳ではないのですが、約1ヶ月ぶりの更新となってしまいました。
今年はイネの収穫期に雨が続き、さらにイネの品種を増やしたこともあり、作業に時間がかかってしまいました。
草が多く土の乾きも悪かったため、コンバインでの刈り取りが困難でした。
今まで使用していたコンバインの足回りがついにダメになり、急遽中古のコンバインを購入後にササニシキの刈り取り。
出荷先で検査をし、無事に1等米の結果をいただきました。
また、測定機械ではありますが、食味検査では食味スコア91と、非常に驚きの数値だったようです。
収量は慣行栽培や有機栽培に比べて5〜6割減という結果でしたが、新たな課題もでき、来年も同様に小面積で栽培する計画です。
来年以降はインターネット販売も取り入れて、より多くの方に召し上がっていただきたいと考えております。
先月下旬、群馬で行われた自然栽培全国普及会の関東ブロック大会に参加してきました。
1日目は座学、2日目は実践なさっている農家さん2人のほ場を視察。
肥料が残っている部分は硬くなり冷えていると言われる肥毒層。
スタッフさんが土を掘り、どの地点が冷えているか10センチごと温度を計りました。
掘った深さは70センチほど。
どの地点もだいたい同じくらいの温度でさほど大きな差はなかったようです。
多くの出逢いや学びがあった、とても有意義な2日間でした。
年内にここ鶴岡市でも開催されるということで、今からとても楽しみです!
先月下旬の話になりますが、山形大学農学部で除草剤・農薬・肥料を使わずにイネを栽培している田んぼを見学させていただきました。
田を見ながら、実際に取り組んでいらっしゃる粕渕教授の説明に聞き入っていました。
*無肥料でも多収は可能
*除草というより土の撹拌が収量に大きな影響をもたらす
*イネつくりには力量と頭(考えること)が必要
*少々草があっても収量に大きな差はない
*田起こし、代かきの仕方はそれほど収量に影響しない
など、多くの貴重なヒントをいただきました。
昔は多くの生き物がいたけれど、今は全くと言っていいほどいない不自然な田んぼ。
その原因として、自然の生態系に大きなダメージを与える除草剤や農薬の影響が考えられます。
そして人間がわざわざ肥料を与えなくても充分立派に育つイネ。
米づくりをしていて、こんなに楽しいものはないとおっしゃる教授のお話を聞いて、とてもワクワクした1日でした。
カボチャの葉っぱが見事に配列よく並んでいます。
自然の中に一生懸命生きる姿は何度見ても美しいものです。
念のため人工授粉しましたが、蜂が周りにいて受粉してくれているようです。
受粉に成功するとあっという間に大きくなるんですね。
いつも買って食べているかぼちゃを自分が育てるなんて、夢にも思わなかった・・笑
日に日に大きくなるのが楽しくて、つい畝間に足を踏み入れてしまいます。
収穫が楽しみです!
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